
実際のところは一般の女性と行きずりのセックスをするのと風俗で遊ぶのと、どちらが性病リスクを負うのかといえば、どちらとも言えません。
性的な接触が多い風俗嬢のほうが病気になるんじゃないの?と思うかもしれません。
たしかに不特定多数の男性との接触が多い商売ですから、その確率はそれなりに高まりますよね。
しかしそれを承知しているのが風俗嬢ですから、感染リスクを軽減する努力を怠りません。
一般女性よりも意識が高いと考えられます。
それによって接触が多くても、少なくとも人に感染す危険性は小さく保っているのです。
感染がわかったときには完治するまで、出勤をしてはなりません。
仕事に直結しているからこそ意識も高く持つものですが、風俗嬢と違いお客の方はそこまで検査をするわけではありません。
恥ずかしいとか怖いとか、料金が高いんだろうとか、足が検査から遠のく理由はたくさんあるでしょう。
しかし医療機関もそのような気持は良く理解しています。
HIVに関しては無料で検査してくれる機関もありますし、匿名でOKです。
また自由診療にするなどの工夫をすれば、普通の病院で検査を受けても保険証に記入されることもありません。
家族バレがないのです。
それでも「行きたくない」という人には、郵送で行える「検査キット」があります。
自宅で検査キットを購入し、使用方法にそって検査物を採取し、返送します。
そして結果はウェブ上で確かめるという方法です。
もちろん匿名でも可能。
大変画期的な方法と言えるでしょう。
検査項目は心当たりによって選ぶこともできます。
エイズを含む検査キット、クラジミアを含む検査キット、喉頭検査も含む検査キットなどがあります。
風俗に限らず、性病感染リスクの高いセックスなどを行った時期によって、性病検査キットを選ぶという方法もあります。
例えばその日からまだ2日程度しか経過していないときには、潜伏期間が長い性病はわからない可能性があります。
比較的クラジミアや淋病、喉のクラジミアや淋病は、早く陽性反応がでます。
まずその検査で結果を知り、HIVやB型肝炎、梅毒などの陽性反応も出るような時期になればそれらを検査するキットを取り寄せるといいでしょう。
大体1万円程度で検査可能です。
検査ターゲットがひとつだけということであれば、さらにリーズナブルになります。
エイズだけを検査したいという人は、1項目ですから5千円程度になるのです。
誰とも会いたくないけど心配だ、忙しすぎる、という人には向いている検査方法です。